2006年 03月 19日
南極物語
別名、カラフト犬物語、ていうらしいんやけどさ。
なんか、リメイク版、アメリカで上映されてるみたいやけど、やっぱり元祖の高倉健、渡哲也よね!!
も~~~う、健さん、素敵☆(馬鹿?)渋すぎ!!
最後、犬たちの中で唯一生き残った双子のタロとジロが、必死で走って基地に戻ってくるシーンなんか、私一人号泣だったわ。(馬鹿)
まぁ、昨日はかなりお酒入っていたし、ワゴンR傷付けられたことで、ある意味感情的になってたせいもあるけど。(笑・いろんな感情がどっとわいてきたのよ・・・。)
遊びに来ていた友人と、さぶは『ふ~~ん』て感じでみていたけれどさ。
南極物語、昔、実家で初めてVHSビデオを購入したときに、最初に見た映画なんで、妙に印象に残ってるんよね。
まだ、小さかった(5歳くらい??)私には衝撃的なストーリーやったもん。
人間って、ひどい!!て思った。自分達の都合で、一生懸命働いてきた犬たちを、寒い南極に置いて、自分達だけ日本に帰ってるんやもん。
んで、犬たちがクレバスに挟まれて死んだり、必死でアザラシ狩して食料調達しているときに、人間達は祭りに行ったり、女とデートしたりしてるんやもん(笑)
そういう感情が妙に残っている映画だったんで、また、泣いちゃう!!てわかってはいたんやけど、ついつい見入ってしまった・・・。
しかしね、確かにまた、涙したんやけどさ。
それは、高倉健さんの渋い演技と、必死で生きようとする、んで最後、けなげに走ってくる犬たちの演技に対して、て感じもあってさ。
友人が一言『なんだかんだいって、犬たち、人間こなくてもそれなりに、南極で生きていけたんじゃない??何年か後に迎えにきたんやろ??』て言ったのを聞いてさ。
ん??そうかも??
と思ったわけよ。
迎えにいって、生きていた!!!て感傷に浸って、物語にしちゃったのは人間でさ、あくまで。
犬たちにしてみたら、わからんよ??
『げっ、迎えにきやがったか。面倒くせ~~な!!!!』『仕方ない、とりあえず、走って行って、飛びついてやるか。』とか、『あ~~~あ、アザラシ、おいしかったのに。また、人間から餌もらって食べなきゃいけないのか。まずいんだよな、餌。』とか。
思っていたかもしれないじゃん!!!!(汗
人間からしたら奇跡的で、感動的で、なんと素晴らしい出来事なんだ!!てな感じかもしれんけど、それはあくまで、『南極にいたら、犬たちはつらい、日本で暮らすほうが幸せに決まってる。』てことを前提にしているわけでさ。
犬たちからしたらいい迷惑かもしれないじゃん(^^;
南極は南極で楽しかったかもしれないじゃん。
自由で。
なんて、ちょっと違った観点の感想を持ってみた、今回。
てか、私もひねくれたのか、素直に感動する心が薄れたのか??
最初に見てから25年、つまらん大人になってしまったのね、きっと・・・・(~^;
by kwsknok
| 2006-03-19 10:41
| 色々見たこと聞いたこと