産まれた記念品

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※鶏レバーカレー炒め、ぶり照り焼き、ほうれん草と卵ソテー、和風ロールキャベツ、ポテトサラダ♪

明日、我が妹が、実家を出て、本格的に新居に生活拠点を移すらしい。

昨夜、母に、産まれた時の臍の緒と、初めて履いたくつと、Tシャツを渡されたらしいのです。
今の精一杯の気持ち、ということで、多少の心付も。

私は半分、家を飛び出してさぶと入籍してしまい、冷戦状態で一年ほど過ごしてしまい。
意地を張って、母の顔をまだ見たくないという私の代わりに、さぶが、同じく、私の臍の緒と、生まれて初めて履いた革靴と、Tシャツを、受け取ってきてくれたのでした。

子供の頃から、たんすの奥に、それらが仕舞ってあることは知っていたけれど。

嫁入りの時に、まさか本人にくれるだなんて思いもしなかった。

今更ながら、私は母から産まれたのだ、産んでくれたのだ、という感慨深さで、胸がいっぱいになりました。

妹は涙が止まらなかったらしい。

そのメールを見ながら、私もなんだか、涙目でした。

『早く独立して家を出なさい!お母さんはお母さんの人生があるんだから!』

学生の頃から、母と喧嘩するたび、そう言われて。
いちいち真に受けていた私だけど、それで、実家暮らしをせず、出っ放しだった私だけど、あれは絶対に本心からの言葉じゃなかったよなあ、なんて思うのです。

ホントに明日から、おかん、一人になるけれど。
でも、私と妹が生きている限り、おかん、あなたは一人にはなれませんから(笑)
なりたくても、無理ですから。

だって、私たち、三人でずっと頑張って生きてきたたった三人の家族だったんだもの。

結婚して、子供産んで、たまたま、家族が増えていく、それだけのこと。

だから、これからは、賑やかにやろうね。
今までの分、うんとうんと。面白おかしく、楽しくやろうね。

私達の新しい関係がまたここから始まっただけだから。

でもあらためて。

ここまで、ホントにありがとう。お母さん。
by kwsknok | 2007-11-02 15:51 | なんか言いたいこと